こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『「鬼滅の刃」流 強い自分の作り方』という本から得た学びについて、お話しますね♪
今回は「強く成長するための行動」について紹介していきます☆
ばか正直なほどの素直さで、まずは取り組んでみる☆
素直に人の言うことを聞く。素直に前を向く。素直に相手の強さを認める。(P.90)
井島さんはこの姿勢こそが炭次郎が強くなった源であるといいます♪
師匠(メンター)である鱗滝に課せられた特訓は、無理難題なものばかり。
石や丸太や刃物が無数に襲い掛かってきて、落とし穴までありむちゃくちゃです。
そのうえ、転がされたり、叩かれたり、怒られたり。
それでも炭次郎は文句ひとつ言わず、言われた通りに鍛錬に励みます。
これを受けて井島さんは、最近の学生と接していると、素直さに欠ける様子が伺えるといいます。
なにか課題があると、やる前に結果や可能性を決めつけてしまい、素直に取り組まないことが多々あるそうです。
楽しいか楽しくないか、良いか悪いか、自分に向いているかいないかは、やってみてから判断すればいい(P.94)
やってみて、初めて面白さに気づくことは沢山ありますよね♪
やる前からいろいろと決めつけるのではなく、言われたことを素直にまずは取り組んでみることが大切ということですね♪
己の限界までとことん鍛える☆
「死ぬほど鍛える 結局それ以外にできること ないと思うよ」(1巻 第5話「炭次郎日記・後編より)(P.112)
これは、炭次郎が岩を斬る修行の際に亡霊として現れた真菰(かつての鱗滝の弟子)が、強くなるためにどうしたらいいかを炭次郎に説いた一言です。
また、鬼殺隊の中でも、選び抜かれた剣士のみで構成されている「柱」というエリート部隊があります。
ここの剣士たちは、あらゆる面で力量がずば抜けています。
もともとの持って生まれ持った才能やセンスもあるでしょうが、それ以上に人並以上の努力を欠かせない。だから、圧倒的な力を得られるのだといいます。
現実の世界でも、一流のプロスポーツ選手であれば、限界ギリギリのトレーニングを積み重ねて、技術を磨いてきた。ノーベル賞を受賞する科学者や研究者は、ふつうの人には想像できないような努力をしていますよね♪
歴史にその名を刻むほどの突出したなにかを達成しようとするならば、炭次郎とまではいかずとも、限界ぎりぎりまで己を鍛え上げなければならないものです(P.115)
と井島さんは言います☆
自分がこの分野のプロになる!と思ったら、やるべきことを限界までやり抜くことが大切なんですね☆
考えるよりまずは行動しよう☆
「鱗滝さんに習った呼吸術”全集中の呼吸”(中略)お前は知識としてそれを覚えただけだ お前の体は何もわかってない」(1巻 第5話「炭次郎日記・後編」より)(P.116)
これは、鱗滝から岩を斬るように命じられた時に、どうやっても斬ることが出来ずにわめき散らす炭次郎に、あらわれた錆兎(かつでの鱗滝の弟子の亡霊)が言った言葉です。
どんなに高度な技術でも、頭で覚えただけで実践しなければ価値がないと教えてくれています♪
この考え方は、キャリア理論の代表的な考え方の一つだそうです♪
(前略)「行動した人には得られるものがあるが、行動しなくて考えているだけの人には、なにも起こらない」とも言えるでしょう。(P.119)
そう井島さんは言います。
今は講演会、セミナー、読書など知識をつける場所は沢山ありますが、それを行動に移さないとなにも変わらないということですね☆
チーム力は無限の可能性☆
1人でできることには限界がある。無理せず他人を頼ることも大事。チームを組めば、個々の能力の足し算ではなく掛け算になることもある(P.125)
組織に成功をもたらすために大事になるのは、チームワーク、共に闘う姿勢、助け合いの精神が大切と井島さんは言います。
炭次郎とその仲間たちには、このことが分かるエピソードが沢山あります♪
例えば、炭次郎と伊之助が下弦の伍の累という鬼(通常の鬼よりちょっと強い)と戦ったシーン。
鬼を倒すには頸を斬る必要があるが、そもそも頸がない。そこで炭次郎は自分よりも力が強い伊之助に「頸の付け根から脇下まで袈裟斬りにする」という方法を提案しました。
炭次郎は敵の攻撃を阻止し、その隙に伊之助が鬼の頸を斬ることで倒すことができました♪
それぞれの長所を生かして、1人では無理でも、2人なら問題を解決できたというエピソードです☆
ただ井島さんはチームについて気を付けてほしいことがあるといいます。
仲間に頼るというのは寄りかかって頼りきりになるのとは違う。あくまで重要なウエイトは個人の能力といいます。
自分の能力を磨いたうえで、それをチーム全体の力にする。自分の良さを仲間にも生かしてもらう。(P.128)
これが本当のチームであるといいます。
個人が力をつけて、その上でそれぞれの長所で補い合うことで、チームとしての力を発揮できるということですね☆
それではまた☆
~本日の格言~
歴史にその名を刻むほどの突出したなにかを達成しようとするならば、炭次郎とまではいかずとも、限界ぎりぎりまで己を鍛え上げなければならないものです。
井島由香『「鬼滅の刃」流強い自分の作り方』P.115