こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回は引き続き『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』という本の気づきを紹介しますね♪
徹底的に真似て、超える☆
先輩や友人、同僚など、身近な成功例や成功者をつぶさに観察し、徹底的に真似ましょう。(P.163)
やり続けるなか、行き詰まり、壁とぶつかる場面が出てきたときの打開策は「真似る」ことだと著者はいいます。
なりたい対象の行動や動作を真似て対象に近づこうとすることを、心理学では「モデリング」というそうです。
ここで、大事なのがモデリングをする対象です。
自分がなりたい姿や成果を実現している人を対象にモデリングをすることが大切といいます。
例えば、自分がラーメン屋をやりたい!と思った時は、近所にある小さなラーメン屋をモデリングするのではなく、評判がよく繁盛しているラーメン屋をモデリングするのがいいということですね♪
さらに、著者は真似るだけの二番煎じになってはいけないといいます。
そのためのポイントは2つあるといいます。
一つは「真似する対象を超えるつもりで挑む」マインドです。
モデリング対象の人を真似るだけでは、どこまでいってもその人未満。究極まで近づくことはできても、永遠にその人以上にはなれない。
そのため、「超えよう!」という思いがなにより大事といいます。
もう一つは「好奇心」です。
自分とは無関係と決めつけてシャットアウトした時点で、入ってくる情報が限られます。
その結果、真似る範囲も狭くなり中途半端になってしまうといいます。
ただ真似るのではなく、真似た対象を超える!徹底的に真似る!というマインドが大切ということですね☆
「みんながやっているから」の人の習慣を上手く使う☆
人には、周囲を見てその場の環境や雰囲気を感じ取り、「みんながやっているから」という意識で行動を決定してしまうという習性があるのです。(P170)
「続かない」を「しつこく続ける」が劇的にできるようになる方法として、「しつこさの伝染」があると著者はいいます。
例えば、隣り合ったラーメン屋A店、B店があるとして、A店は数人の行列、B店は数十人の行列ができているとします。
この時、「B店の方が並んでいる人が多いから、おいしいにちがいない!」と思ってB店に行く人が多いと思います。
また、「その場の空気に流されてお酒を飲みすぎてしまった」「ストイックな人が集まっていたから練習に身が入った」などの経験がある人も多いと思います。
これらの行動の原因はすべて、人間の習性といいます。
そのため、自分がしつこく続ける人になりたければ、しつこく続けている人の近くにいる、接点を増やすことが効果的といいます。
これは、しつこくやり続けること以外にも、自分が成功したいなら、成功している人が多くいる場所に身をおくことや、接点を多く増やすことと同じことですね。
自分がなりたい理想に対して、いい影響を受ける場所に自分の身を置くことが大切ということですね☆
言い切る言葉で目標を宣言することで、目標達成に近づく☆
尊敬している人や、普段気にかけてくれているなと感じている人にこそ目標を宣言してみてください。(P.190)
目標を立てて満足したり、挫折しないために「宣伝効果」を活用しようと著者は言います。
「宣伝効果」とは、周囲の人に向かって目標を宣言すると達成率が高くなるものです。
ここで大切なのが、誰に宣言するか?
著者は「この人たちからの信用を失いたくない(嫌われたくない)」という人に対して宣言して初めて効果を発揮するといいます。
確かにこういう人たちに宣言すると、簡単には撤回できないなという気持ちにもなりますよね。
また、宣言するときも「強い言葉をあえて使う」ことも効果的といいます。
「できるだけやってみる」ではなく、「何があってもやり切る」
「食べ過ぎを控える」ではなく、「決めたものしか食べない」
など、このように言い切ることで周りから自信があるように見られることと、自分を奮い立たせることにも繋がるといいます。
言葉遣いを変えることも目標達成には効果的ということですね☆
それではまた☆
~本日の格言~
優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」
伊庭正康 『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』P.165