こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回は『「鬼滅の刃」流 強い自分の作り方』という本を読み終えたので紹介しますね♪
大人から子供まで大評判のマンガ『鬼滅の刃』をテーマにした本です♪
鬼滅の刃がここまで大ヒットしたのには、ストーリが良いことはもちろん、登場するキャラクター達が魅力的なところも大きいですよね☆
特に、主要キャラである炭次郎、善逸、伊之助といったキャラクターの成長に感動や応援した人も多いのではないでしょうか♪
本書ではその魅力的なキャラクター達から、私たちが強く生きるためのヒントが沢山あるとして、著者の井島由佳さんがわかりやすく解説してくれています☆
著者の井島さんは、ライフキャリアとマンガに関する研究を行っており、キャリアデザインを専門としている方です!
自治体、企業などで研修講師を務めており、「鬼滅の刃」や「ONE PIECE」、「NARUTO」などマンガを使った講義・研修・セミナーが人気の方です☆
今回は、本書から得た『炭次郎が強く成長している理由』に着目し、「炭次郎が強く成長できた心構え」と「強く成長するための行動」について紹介していきます♪
強い目標とそれを叶えるための覚悟☆
その目標に対する思いが強ければ、人間は前を向いていけるものです。そして、その思いが目標を達成する可能性を高めてくれることもあります。
これを「達成動機」といい、失敗を恐れずに目標に向かって挑戦し続ける強い気持ちの原動力になります。(P.30)
主人公の炭次郎はもともと普通の男の子だったところか、剣術を学ぶために師匠(今風で言う、メンター)である鱗滝左近次に弟子入りをして、鬼殺隊に入隊をします。
鬼殺隊に入隊後も自分より格上の鬼と戦い、ときには負けそうになりながらも、成長をしてきます☆
では、炭次郎はなぜここまで前を向いて進むことができたのでしょうか。
それは、妹の禰豆子を助けること、守ること、人間に戻すこと。
この明確な強い目標を、絶対叶える!という強い覚悟があったからだと井島さんは言います♪
井島さんは大きな目的や夢をかなえるためには、次の姿勢が必要不可欠といいます。
・壁に跳ね返されたとしても、何度でもあきらめずにチャレンジする。
・今のままでダメだと思ったら、新しいやり方を考える。
強い自分になるためには、まずは自分が大きな夢や目標を持つこと、そしてそれを絶対に叶えるという強い覚悟が必要ということですね♪
積み重ねることで人は成長する☆
人間は、苦しいことに耐え、我慢を重ねて鍛錬すると、確実に成長します。心身ともに鍛えられ、技術が向上し、精神力が強くなります。(P.33)
目標に対する強い思い、覚悟があったとしても、いきなりゴールにたどり着くわけではなく、目標が大きければ大きいほど、その道のりは長く険しいものになります。
主人公の炭次郎も鱗滝左近寺に弟子入りしてから、毎日毎日厳しい鍛錬が続きました。
その修行にも耐え、鬼殺隊になるための最終選抜で鬼を初めて倒したときに鍛錬が無駄じゃなかった、成長しているという実感を得ます。
これは、どんな世界の一流と呼ばれる人たちにも共通して言えることと井島さんは言います。
一流の人もみんな最初は素人。
一流にたどり着くには楽しいことばかりではなく、やめたくなる瞬間、逃げ出したくなる瞬間も訪れます。
それでも苦しいことに耐え鍛錬を続けていくと技術が磨かれ、強い心も身も身についていくと。
一度これで頑張る!と決めたら、その途中で成長が実感できなくても、継続し続けることが大切ということですね♪
大きな目標達成は、目の前の小さな目標達成の連続☆
大きな目標を持つことはいいことですが、今の自分にそれはできない、そこまで実力が届いていないということを自覚(現状把握)したうえで、目の前の小さな目標から達成していかないと、大きな目標を達成することはままなりません。(P.58)
目標を達成するための近道はないといいます☆
身の丈に合っていない、あまりに部不相応なことにいきなりトライすると、大きな挫折を味わい、それが原因で目標をあきらめることもあると。
主人公の炭次郎も、炭次郎と禰豆子が鬼殺隊の戦力になると認めてもらうために、鬼殺隊の当主である「お館様」に鬼のトップである鬼舞辻無惨を倒す!と宣言をします。
そこで、お館様からは、「まずは十二鬼月という鬼舞辻無惨の配下を一人倒そうね」となだめられてしまいます。
大きな目標を持つことは大切ですが、それを達成するためには、一歩一歩目の前の小さな目標を達成して、確実に進んでいくしかないということですね♪
今回はここまでにして、次回は「強く成長するための行動」について紹介していきます♪
それではまた☆
~本日の格言~
目標に対する思いが強ければ、人間は前を向いていけるものです。そして、その思いが目標を達成する可能性を高めてくれることもあります。
井島由香『「鬼滅の刃」流強い自分の作り方』P.30