大阪で働く実業家中野祐治(ゆう)のブログ☆

中野祐治です。大阪・東京で経営コンサルをしています。日々の学びをアウトプットしていけたらと思います。

【読書備忘録】『看板のない居酒屋』を読んで~評判が評判を呼ぶ、人間力の磨き方☆~

こんばんは、中野祐治(ゆう)です。


今回は『看板のない居酒屋』という本を読み終えたので紹介していきますね♪


著者である岡村佳明さんは「看板を出さない」「宣伝しない」「入口がわからない」をコンセプトに口コミだけの繁盛店を静岡で7店舗経営されています♪


今回は著者のモットーである


「居酒屋づくりは、人づくりにあり!」


という考え方を中心に、まとめていこうと思います。

 

解釈をプラスにする「運感力」☆

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事実はひとつ、解釈はふたつ(P.44)

 

著者は何がおころうと、「これは何かのメッセージだ」「きっと何かを教えてくれているんだ」とプラスに捉えるようにしているそうです♪


出来事はひとつですが、プラスかマイナス、どちらに捉えるかは決めるのは自分自身ということですね♪


また、一般的に


「未来は変えられるが、過去は変えられない」


と言いますが、著者は過去の事実は変えられなくても、意味は変えられるというのです♪


例えば著者は昔ヤンキーをしており、それがあったから、居酒屋を継ぐことができたと言います。

 

もし、まじめに大学に行っていたら、今の仲間とも出会ってなかったと。

 

そう考えるとヤンキーやってて良かったと言うんですね♪


今を幸せと思うことで、過去の「つらい出来事」が「意味のある出来事」に変わると言うのです☆


著者はこの、何があっても「自分はツイてる」と思う思考の習慣を「運感力」と呼んでいます♪

 

どんな出来事もプラスに捉えることが大切ですね☆

 
人間力を高めるウラの努力☆

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(前略)魅力とは「人気」とは違います。「人望」です。「人望」とはすなわち「人間力」なのです。人から、信頼や尊敬や期待を寄せられることです(P.50)


人気とは、ある特定の時期に何らかの個性のある人が時流にぴったりとはまることで得られる一過性のものだと著者はいいます♪


対して人間力は、「あなたから買いたい」「あなただから頼みたい」といわれるような魅力のことだそうです☆


では、人間力をどうやって身につけるか?


著者は「オモテの努力」「ウラの努力」の2種類があると言います♪


オモテの努力とは、目に見える努力のこと。

 

例えば、知識を増やすこと、技術を身につけることなどです♪


しかし、これだけでは人間力はなかなか高まらず、ウラの努力が必要だと著者はいいます♪


ウラの努力とは、


・くつを揃える

・親を大切にする

・「ありがとう」を言う

・ゴミを拾う


といった、誰にも見られていない当たり前のことをしっかりやるということです♪


人気は一瞬、人望は一生


最終的に人生が良くなるウラの努力を毎日継続することが大切ですね♪

 

素直が成功を引き寄せる☆

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「成功する人はね、素直な負けず嫌いなんだよ」(P.55)


これは著者の師匠である西田文郎先生の言葉です♪


たとえば、「ありがとうって言葉をたくさん言うと、いい人生が送れるよ」とアドバイスしてもらったとします。


それを素直にやるかやらないかで、人生は大きく変わると著者は言います♪


実際に著者も次のようなアドバイスを素直に実践して、人生が変わったと述べています♪


・マイナス言葉はやめて、プラスの言葉にする

・不平不満の言葉はやめて、感謝の言葉にする

・人の悪口はやめて、人のことを褒める


僕も師匠から成功する人の特徴は、

 

「単純、素直、即実行」


と教えていただき、それを実践してきたから今があります♪

 

学びを素直に実践することが大切ですね♪


それではまた☆

 

~本日の格言~

一見、“当たり前”のことを、心を込めてしっかりやる。「誰でもできること」を「誰もできないくらいやる」。この「ウラの努力」が、一流をつくるのだと思います。

岡村佳明 ~ 「看板のない居酒屋」P.53より ~

 

 

看板のない居酒屋

看板のない居酒屋

  • 作者:岡村 佳明
  • 発売日: 2013/03/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)