大阪で働く実業家中野祐治(ゆう)のブログ☆

中野祐治です。大阪・東京で経営コンサルをしています。日々の学びをアウトプットしていけたらと思います。

【読書備忘録】『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』を読んで ~成功者の共通点はやり続けたこと~

 

こんばんは、中野祐治(ゆう)です。

 

今回は『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』という本を読み終えたので紹介しますね♪

 

この本は「しつこさ」の重要性とその可能性について書かれた本になります。

 

本書の「しつこさ」とは、くどい、粘着といったネガティブな意味ではなく、「何度もアタックする」「あきらめずに継続する」「コツコツと地道にやり抜く」といったポジティブな意味で使われています。

 

そして、根性論で「しつこさ」を身に着けようというのではなく、仕組みで「しつこさ」を身に着けようという内容になっています。

 

この「しつこさ」を身に着けることで、ビジネス、勉強、ダイエット、恋愛など、いろいろなシチュエーションに活かせるといいます。

 

実際に、著者の伊庭正康氏もこの「しつこさ」を実践したことで、サラリーマン時代には数々の輝かしい結果を残しています。

 

その後、研修会社を立ち上げ、今ではリピート率9割を超える大人気コンサル、研修トレーナーとして活躍されています♪

 

今回はその中でも印象に残ったことを紹介していきますね♪

 

成功者は全員しつこい☆

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特別な才能や環境ではなく、「しつこさ」こそ、最強の成功哲学だったのです。(P.24)

 

著者は、たくさんの成功者の人生ストーリーから、何が成功のキモなのか?秘訣なのか?ということを探したそうです。

 

その結果、成功者に共通しているのは、あきらめないこと、根気よく続けること、つまり「しつこさ」であるといいます。

 

この「しつこさ」の重要性は、実際に成功者が残している言葉にも現れています。

 

例えば、アップル共同創業者スティーブ・ジョブス氏は「成功と失敗の違いは、途中であきらめるかどうか」

 

アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏は「発明して、着手して、また発明して、もう一度着手して、やり直して、同じことをまた繰り返す。これを何度も行うのです。作り手は、成功への道は直線ではないとわかっています」

 

成功するかどうかは、能力より成功までやり続けるかが重要ということですね♪

 

 

成功は頭の良さよりしつこく続ける方が大切☆

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成功には、頭の良さとか才能ではなく、徹底的にやり続けることが大事、その証左といえるのではないでしょうか。(P.47)

 

頭が良ければ、IQが高ければ成功できるのではなく、やり続けることが成功のカギだと著者はいいます。

 

それを証明している調査結果が著書で2つ紹介されていたので、ここで紹介しますね♪

 

ひとつめは、アメリカで行われたIQと功績の関係性を調べた調査結果です。

 

これは、さまざまな分野で偉業を成し遂げた歴史上の人物の特徴を調査したものです。

 

この結果、IQと功績の関係性は低く、「動機の持続性」つまり「しつこさ」の方が大きな要因であると突き止めたそうです。

 

「知能のレベルは最高ではなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能レベルが最高に高くてもあまり粘り強く努力しない人より、はるかに偉大な功績を収める」

 

と調査結果を総括しています。


2つめは、アメリカで行われた高校時代に課外活動を1年参加した場合と、2年参加した場合で、大人になった時の違いを調査したものです。

 

その結果、1年参加した人より、2年参加した人の方が就業率や収入も高かったそうです。

 

思春期でいろんな誘惑がある中、ブレずに課外活動を2年間継続出来たことが、大人になって強みになったと著者は述べています。

 

成功するかどうかは、能力や才能はほとんど関係なく、しつこくやれば誰にでも成功する可能性があるということですね♪

 


それではまた☆

 

~本日の格言~

成功者に共通しているのは、あきらめないこと、根気よく続けること、要は「しつこさ」なんです。

伊庭正康 『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』P.24