こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回は引き続き『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』という本の気づきを紹介しますね♪
著書の中で、「しつこさ」を身につけるための方法として「TKKの法則」というものが紹介されていました。
「TKKの法則」はそれぞれの頭文字を取っています。
T:たのしくする
K:かんたんにする
K:こうかを確認する
今回はこの「TKKの法則」について書いていこうと思います♪
なりたい自分を想像し、「やらなければならない」から「やりたい」に変換する☆
しつこくやり続けて成功を手に入れている人たちは、このようにMustをWillに上手に変換出来ている人といえるでしょう。(P113)
上司やお客様から言われた事に対して、やらなければならないけど、やりたいくないと思う仕事もありますよね。
そんなときは「やりたくない」を「やりたい」に変える。自分に価値ある、意味あるモノに変えていくと「やりたい」に気持ちが変わると著者は言います。
例えば、上司に取引先に提出する企画書の作成を頼まれたが、既に取引先に別の企画書を提出しているとします。
こんな時、「別の企画書提出しているのに、新しいのをつくる必要なんて意味あるの?」と考え、作業が滞ってしまいそうですよね。
これを、「どうせやるなら、他の取引先にも提出できるようなひな型をつくるか」と考えることで、「やりたくない」から「やりたい」に気持ちを変えることができるといいます。
ここで、研修や、セミナーで「なかなか「やりたいこと」に変換ができない」とよく聞かれるそうです。
そんな時は、「目標をかなえた自分はどんなふうかな」と想像して、思いつくままに書き出してみることがコツだと著者はいいます。
僕も実業家として活動している中で、やりたくないこともたくさんありますが、目先の作業に囚われるのではなく、「これを達成したら凄いことが待っている!面白い!」と思って仕事をしています☆
条件反射で動けるくらい簡単にすることが大切☆
いかに「わざわざ」を減らすか、と考えていくといいでしょう。少ないエネルギーでコスパよく、それが「K 簡単に」のねらいです。(P.118)
しつこさを発揮するためには、なるべく簡単なのがベストと著者はいいます。
例えば、自分がダイエットをしているとき、「A.体重計を棚に置き、使うたびに出す。」のと、「B.体重計を目に付くところに置く。」のでは、Bの方が、体重計に乗る頻度が増え、増減に目配りしやすくなるといいます。
実際に著者もこの方法で、朝起きて、身支度する場所までの導線に体重計をセットすることで、毎日体重計に乗ることが習慣化されたそうです。
さらに、著者は挫折せず、しつこくやり続けている人を観察して、3つのコツを身につけていることが分かったそうです。
1.フォーマットを作っている
フォーマットを作ることで、迷ったり、悩んだりする煩わしさから解放され、やり続けることもしやすくなるといいます。
スティーブ・ジョブス氏が服を選ぶ時間やエネルギーが無駄と考えて、いつも同じ服装をしていたのと同じ理由ですね。
2.手間を省いている
クオリティを保ちつつ手間を省いて時短できれば、空いた時間を有効活用してパワーを維持することに費やせるといいます。
実際に著者は、メールの返信はスマホの音声入力を活用しているそうです。これにより、パソコンを立ち上げたり、メールアプリを起動する手間や、タイピングする手間を省き、10倍の速さでメールが作成できるそうです。
3.判断を減らしている
複数の選択肢を比較して判断するのは、とてもエネルギーのいることと著者はいいます。
そこで、著者は「イフゼンプランニング」という方法を実践しているそうです。
「もし○○になれば◆◆をする」という、条件反射でやるべきことを自動化する方法です。
最初は意識して行いますが、2ヶ月ほど続けると無意識のレベルで行動し、習慣化することができるといいます。
この方法を使うことで、成功率が2~3倍は上がるそうです♪
数字として見える化することで、達成度を把握する☆
目標自体も具体的な数値で細分化して設定されていたので、自分自身で達成度を把握しやすいというメリットもありました(P.123)
効果を確認することの良さは心理学でも実証されています。
・自分の進捗を確認できる頻度が増せば増すほど、創造的な仕事の生産性を長期的に高めやすくなる
・自分が取った行動に対する結果が見えるようになると、脳は「もっとやりたい」という気持ちを持つ
見える化で大切なことは、数字に落とし込むことだといいます。
数字に落とし込むことで、達成度を客観的に把握でき、頑張っている自分をほめ、自己肯定感を上げる材料にもなるといいます。
自分が努力していることを見える化することがすごい大切なんですね♪
それではまた☆
~本日の格言~
「楽しく」「簡単に」「効果を確認する」工夫を入れ込んでいきましょう。「しつこくやり続ける人」へ変わることができます。
伊庭正康 『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』P.100