【読書備忘録】『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』を読んで~仕事が出来ると評判になる想像力の翼☆~
こんばんは、中野祐治(ゆう)です☆
今回は引き続き『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』という本の気づきを紹介しますね♪
仕組みが部下を育てる☆
想像力豊かな組織を作る。そのときに重要なのが、「自分よりも圧倒的に優秀な想像力を持つ社員が入ってきたときに、上司がどう対応するか」ということです。(P.196)
あなたは自分より優秀な後輩が入ってきたらどう思うでしょうか?
世の中には嫉妬心や恐怖心から部下を潰してしまう上司もいるようですね。
リッツカールトンでも以前は同様の問題があったため、「部下を何人育てたかで上司を評価する仕組み」が考え出されたそうです。
「何人部下を育てたか」で評価することで、上司の想像力が「どうすれば部下が育つだろう?」という方向に発揮されるようにしたんですね♪
すると、優秀な部下が育つのはもちろん、上司と部下の人間関係が良質なものになったのだそうです♪
嫉妬心のようなディスカッションで解決しにくい問題は、仕組みを取り入れ解消する。
この想像力を持つことが大切ですね☆
自分専用の「魔法の言葉」をみつけよう☆
高野さんは対話のポイントを囲碁に例えながら、「相手が白石を置きやすい場所に黒石を置いてあげるのがよいですよ」と述べています。
とてもユニークな捉え方ですよね♪
では、具体的にはどのように黒石を置いてあげるのが良いのでしょう?
本書では、「これ、内緒なんですけどね。」という魔法の言葉が紹介されています♪
例えば、お客様から「美味しいお店を紹介して欲しい」とお願いされたとき、隣にお連れの方がいたりすると「ご予算はいくらですか?」とは聞きづらいですよね。
そんなとき高野さんは次のように聞くそうです。
「これ、内緒なんですけどね。この間、大阪のお笑い芸人さんにお店を紹介してと頼まれて予約したのですが、『うまかったけど、二万は高すぎやろ!』って怒られてしまったのですが…ご予算はどのくらいですか?」(P.224)
すると「それは確かに高いよね」「そのくらい普通じゃない?」と、さまざまな反応が返ってきますよね。
そこから予算を推し量ることもできるし、「どの芸人さんかな?」と興味を惹かれたお客様が心を開いてくださるので、話がスムーズに進むのだとか♪
確かに「結構売れてる芸人さんですか?」とか、つい聞いちゃいそうですよね(笑)
僕も早速、とっておきの魔法の言葉をみつけたいと思います♪
それではまた☆
~本日の格言~
相手のほうが気持ちを開いてくれるような、そんな魔法の言葉をぜひ見つけて、自分のスタイルに取り入れてみてください。自分なら、どんな言葉に興味をそそられるか、あるいは心を開きやすくなるか、想像してみましょう。
高野登『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』P.225