こんばんは、中野祐治（ゆう）です。
今回は『王様マインドと奴隷マインド』という本から得た学びをまとめていこう。
経営者として、また経営コンサルタントとして、僕は多くの方と人生をともにしている。だから関わる人、一人一人にとって「幸せな生き方」とはなんなのかを、考えることはとても多い。
そんな僕の問いに対して、新たな視点を与えてくれたのが、この『王様マインドと奴隷マインド』という本だ。
「あなたは王様だ」
この本を読む人は、きっとびっくりするだろう。
だって冒頭で、「あなたは王様だ」と告げられるのだから。
そして、その根拠は聖書にあるというのだ。
聖書には次のように書かれている。
人は天を相続する者、つまり王位を継ぎ、王の財産を相続する承継者として創造されています（創世記1・26〜28 黙示録22・5 ヤコブ2・5）。
そう、すべての人は生まれながらに王様なのだ。
本題に入る前に、この本で伝えられる内容は、聖書にのっとっているということを知っておいてほしい。
ただし、それは宗教的な教えでも、スピリチュアルなものでもない。
著者は次のように述べている。
なぜなら、聖書は宗教書ではないからです。聖書は指南書であり、普遍的な法則と、私たちの生きる意味や価値について書かれた書物です。
つまりこの本には、聖書にこめられた先人たちの生きる知恵が詰まっているのだ。
王様マインドをもて！
生まれながらに王様だと言われても、それとはかけ離れた生活をしている？
だとすれば「奴隷マインド」になっているかもしれない。
王様として生きるには、王様の心構えが必要なのだ。
それが「王様マインド」だ。
王様マインドには、次の三原則が基本にある。
1.あなたの人生には大きな目的がある（最高の目的）
2.あなたは神に似せてつくられた最高傑作（最高のセルフイメージ）
3.あなたは神から愛されている（最高の原動力）
この三原則をきちんと理解し、自分が王様であることがわかると、富と繁栄が待っていると著者は主張している。
このことについては次回以降、まとめていこう。
それではまた。
本日の格言
あなたが、王様として自分の使命（ライフワーク）に気づき、歩み出すだけで、あなたも、あなたの周りも、大きくよい方向に変革されていきます。
「王様マインドと奴隷マインド」より
