こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
前回に引き続き『日本でいちばん幸せな社員をつくる!』という本から得た学びについて、「リーダーのあり方を学ぶ☆」というテーマでお話しますね♪
わかりやすく、何度も褒める☆
著者は、従業員の方々をもっと褒めたくて、毎月5人を必ず選んで表彰する「夢ありがとう賞」をつくられたそうです♪
この取り組みに対する著者のこだわりが、とても素敵だったので紹介しますね☆
いいなと思ったポイントが3つあります♪
1、いいところをみる習慣☆
著者は、「夢ありがとう賞」の受賞者を決めるために、毎月上司に自分の部署のスタッフのいいところを見つけ、推薦してもらっていたそうです♪
ところが、上司たちは3ヶ月もすると「もう無理だ」と言ってくるのだとか。
「悪いところはいくつもあげられるが、いいところをそんなにいくつも毎月見つけられませんよ」というんですね。
そんな上司に、著者は「逃げるな!このたわけが!」と、怒るそうです☆
「いいところのない部下なんていない。いいところを見つけられないのは上司の責任を果たしてないだけだ」(P.81)
常に部下のいいところをみつけ、評価し伸ばす。
それは上に立つ人間の責任なのです☆
2、やる気を引き出す☆
必ず5人は表彰することについて、著者は次のように述べています♪
最低でも5人選ばれるなら、ちょっとがんばれば自分だって来月こそはと思える。そういう心理をなんでわからんか。(P.82)
会社を従業員の方々がやる気いっぱいで仕事したくなる場所にする。
「最近でも5人表彰する」のは、そのためのこだわりなんですね♪
3、人にやさしくする文化がつくられる☆
著者は会社のあるべき姿を次のように述べています。
従業員一人ひとりに、人間として大事なものを教えていく。そのことに気づくきっかけを与える。そんな存在であるべきだ。(P.84)
だから、仕事と関係のないことでもいいことをすれば表彰するようにしていたそうです♪
人として当たり前のことをした人が評価される。
そうして「人にやさしくする」文化がつくられていったのだと思います♪
思いを伝えるときに手を抜くな☆
人に対する想いなんて、どうやって効率化できる?愛情や感謝の気持ちを効率よく伝える方法なんてあるか?(P.70)
そう述べる著者が、こだわっていたことの一つが「名前で呼ぶ」ということでした♪
僕はホテルの従業員、アルバイトも含めて200人近くをみんな名前で呼ぶことを自分の「当たり前」としていた。これは、結構大変だ。でも、名前を覚えて名前で話しかけるのは、僕のやるべき「仕事」なのである。(P.75)
ぼくもこだわってやっていますが、著者の基準で出来ているか、改めて自分に問いかけ、実践していこうと思います♪
信じるべき3つのこと☆
「上司が信じなければならない3つのことを知ってるか」(P.189)
最後に著者は、そんな風に問いかけてきます。
この3つがとても大切だと感じたので、紹介しますね☆
1、仲間を信じて任せること。
いろんな枠を壊して「人間として正しいこと」をやろうとしている従業員を信じること。(P.191)
2、仲間の可能性を信じること。
本気で自分を信じてくれている人間がいると感じられれば、人は変わることができる。(P.192)
3、リーダーこそ自分を信じること。
上の人間が風見鶏のように、あっちを向き、こっちを向きでいい顔をしていたら、部下はそんな上司を信じることはできない。(P.192)
人にやさしく☆
著者のおっしゃられるとおり、「人にやさしくする」ことは、特別なことではないですね♪
でもなぜかそれを経営に取り入れようとすると、「常識外れ」と言われる。
仕事となると人として大切なことが出来なくなってしまうのかもしれません。
本書を読んで「人にやさしくする」ことの大切さを学んだので、忘れず実践していこうと思います♪
それではまた☆
~本日の格言~
すべての源泉は人である。
柴田秋雄 〜『日本でいちばん幸せな社員をつくる!』P.194より〜