こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『すべての女は、自由である。』という本から得た学びについて、お話しますね♪
今回のテーマは「心地よい人間関係の築き方」について。
以前記事にしましたが、著者は従業員を急激に増やしたことをきっかけに、大きな失敗を経験されています。
そのことからもわかるとおり、経営は人を集めるだけでなく、組織として機能させていくことが重要です。
また、取引先や顧客との関係構築など、経営者にコミュニケーション能力は必要不可欠です。
現在2社目を立ち上げている著者のエピソードからは、すぐにでも実践出来る学びが沢山あったのでご紹介しますね♪
対立を生まない、ほめ方をしよう☆
良好な関係を築くうえでほめることが重要なのは、言わずもがな。
著者はそこからさらに踏み込んで、組織内で対立が起きないように、ほめ方を意識されているそうです。
たしかに、ほめた結果、他の仲間が「わたしも頑張っているのに、、」と士気を下げてしまってはもったいないですね♪
ポイントは、長所をほめること。
例えば「○○さんはできるね」と言われると、それ以外の人には、「自分の方が劣っている」と、聞こえるかも知れません。
これを、「○○さんは〜が優れている。」と言い換えると、対立が生まれなくなるのです♪
(前略)発する言葉には慎重になり、対立や比較を想起させないよう意識している。社員は一番の味方であり、身内であり、すべてを知っている仲間だから、その関係性をないがしろにしないよう、常に気を配っているのだ。(P.181)
悪口を言わない☆
短期的には対立関係かもしれないけれど、長期的には強力できるのが人生。だから、あえて敵を作る必要はない。(P.183)
敵をつくらないことは、言うほど簡単ではなかったりします。
なぜなら、自分に対して悪口を言ってくる人もいるから。
そんなときの対応について、著者は初級・中級・上級の3つを紹介してくれています♪
初級は、悪口を気にしないこと。
合言葉は「そういうことを言う人もいるんだな」
中級は、誰かに相談すること。
上級は、甘い言葉をかける。
「ご指摘に感謝します」「そんなふうに思わせてしまいごめんなさい」
と、悪口を言う人に対して言えたらかっこいいですね♪
最初は「悪口は気にしない」を徹底しよう。そして、悪口を言われることがあたりまえだ、と思っておくといい。(P.189)
辛い時こそ盛り上げる☆
リーダーがいつも笑顔でいれば、大変なことは必ず乗り越えられる。(P.161)
著者が2社目のサービスをスタートした当時のこと。
「お客さまが殺到しちゃうかも」と心配していましたが、実際には予約が数件しか入らない日が続いたそうです。
普通なら「もっとがんばれ!」と言いたくなる状況でしょう。
でも著者は、
「駄菓子屋の方が儲かるかな(笑)」
「早くみんなのお昼代が出るようがんばろう(笑)」
などと、ギャグを言って社内を和ませていたそうです。
なぜなら、「まずは社内にいい空気や風土を作る方が先」だから。
悲壮感を漂わせても仕方がない。
同じ苦難をともにするなら、なんでも楽しんでしまうような人と、一緒に乗り越えたいですよね♪
一番苦しいときに、笑顔で周囲をリラックスさせられる人が、すべての人に愛される人。(P.162)
長くなってきたので、今回はここまで!
それではまた。
〜本日の格言〜
「魅力的な人はあらゆる憎悪の対象となる、だから魅力的であるためには心が強くある必要がある。魅力的であるということは、あなたのことをろくに知らない人から、根も葉もないことで恨まれるようになるということだ。あなたの魅力を潰されないように、才能を伸ばすだけでなく、心も強く鍛え上げよう」
メンタリスト DaiGo 〜『すべての女は、自由である。』P.188より〜