こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
前回に引き続き『すべての女は、自由である。』という本から得た学びについて、お話しますね。
自分で決める☆
新しいことにチャレンジしようとすると、必ず反対する人がいます。
でも、それを理由に諦めてはいけない。
著者が上場を決めた時、それを口にすると、ほとんどの人は呆れ顔を見せてくれたそうです。
女性社長が珍しい時代に、さらに難しい上場へのチャレンジは、不可能だと思われていたんですね。
でも、著者は本気だった。
そんなとき応援してくれたのは、すでに上場を成し遂げている、サイバーエージェント社長の藤田晋さんだったそうです。
この経験から、著者は次のように述べています。
夢を実現したかったら、同じ夢を実現した人に、話をすればいいんだ。とにかく、口に出すことが第一歩なんだ。(P.94)
他人はあなたの一度きりの人生に責任なんて取らない。自分の人生の責任を負うのは自分しかいないのだ。(P.81)
同じ夢を実現した人は、同じように目指している人を応援したくなるものです。
でもその反面、経験のない人は、親切心から反対することもあるんですね。
ただ、どちらにしろ自分の人生の責任をとるのは自分です。
成し遂げたい夢があるなら、応援してくれる経験者に相談し、自分の意思で挑戦する人生がいいですね。
批判は成長のチャンス☆
成功に向かう道のりでは、周りから批判されることもあります。
でも、それすら著者は前進する理由に変えてしまうのです。
気持ちを切り替えると、世界の見え方が変わった。私に無料でアドバイスをしてくれる親切な人たちが、この世の中にあふれていると思えるようになったのだ。どんな毒のある言葉の中にも学びがある。(P.127)
批判も見方を変えれば、自分がより魅力的な人になるためのヒントになるんですね。
さらに著者は「相手の言いたいことを全部言ってもらえるような空気をつくろう。」とも言っています。
「他にお気づきのことはございませんか」
そんなふうに受け止められると、批判していた相手の心も和らぐから。
そうしていると、逆に自分を応援してくれる人が集まってくるんですね。
ため込まずに書き出そう☆
著者でも、モヤモヤしたり、ストレスを感じることはあるそうです。
そんなときどうしたらいいか?
それは書き出してみることです。
そもそもモヤモヤは、言語化出来ていないのが原因だと著者は言います。
だから一度書き出し、冷静に分析すること。
著者はブログに書くことを勧めています。
その理由は大きく2つ。
・誰かに見せる前提になるから、前向きな姿勢で「自分が学んだこと」として言葉にできるから。
・思いを言葉にすることで、自分の理解者が必ずいると気づくから。
経営者はとくに「指摘」されることが多い。
だから、著者のように物事をポジティブに捉え、気持ちを整理し、自分で自分の背中を押すことが、とても大切だと思います。
それではまた。
〜本日の格言〜
今、歩いているあなたの道は、自ら選んで歩んできた道だ。人生は、自らの選択で創られるから、自分の感情の置き場所をポジティブにして、良いものを選び続ければ、あなたは必ず幸せになれるのだ。
経沢香保子 〜『すべての女は、自由である。』P.112より〜