こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回も引き続き『すべての女は、自由である。』という本から得た学びについて、お話したいと思います。
成功者の捉え方を学ぶ☆
ビジネスで成功するためには、成果が出るまでやり続けることが非常に重要です。
でも、これを出来る人は案外少ない。
なぜなら、努力が成果になるまでには時間がかかるから。
多くの人はその手前で挫折してしまうんですね。
著者は、ビジネスで成果をつくる過程で、多くの逆境や失敗を経験されています。
しかし、普通なら諦めたくなるような状況も、著者の手にかかればすべて「やる理由」になるのです。
僕はこの「物事の捉え方」が非常に学びになったので、いくつか紹介しますね。
失敗を理由に前進する☆
2007年頃、著者は会社を拡大しようと、従業員を十数人から40人くらいまで一気に増やしたそうです。
それは「仲間を増やせば売上が伸びる」という思いからでした。
ところが、人数が増えた会社は混乱を極めた。
組織をマネジメントすることが出来ず、能力をうまく発揮できない環境に不満が連鎖し、人が辞めていってしまったのです。
この苦難を、先輩経営者のアドバイスによって乗り越えますが、その時の苦悩を著者は次のように語っています。
経営者にとって一番つらいのは、社員が辞めていくことだ。好きな人にフラれる以上に痛みを感じるのは、入社が結婚、退職が離婚に似ている為だろうか。「ここで活躍したい」という期待や熱意を持ち、人生をかけて仲間になってくれた人に、サヨナラされるわけだから。それに、彼らの経歴にバツをつけた責任もある。(P.134)
もしかしたら、自分の思い通りにいかなかったり、周りを巻き込んでしまったことを理由に諦める人もいるかもしれません。
でも著者は違います。
(前略)失敗から得られるものは、人間的魅力や人としての厚み、そして自分の未来の成功確率を上げる「宝」ともいえる学びだ。(P.135)
行動を起こし、再び自力で成功をつかみ取ることが、失敗に巻き込んでしまった人たちへの唯一の恩返しになるからだ。(P.135)
見方を変えれば、失敗とは学びであり、前進する理由にもなるのです。
僕も、たくさんの失敗を経験してきたし、沢山の方に助けていただいて今があります。
だからこそ、著者のように成果で恩返しするために、前進し続けます。
長くなってきたので、今回はここまで!
それではまた。
〜本日の格言〜
いただいた分を「成長でお返し」するよう努めることはカッコいい。
経沢香保子 〜『すべての女は、自由である。』P.240より〜