こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回も引き続き『あなたの人生が上手くいく7つの成功法則』という本から得た学びをまとめていこう。
師匠を決めろ
「この人の生き方を見習いたい」、そう思えるところのある師匠に出会えるかどうかが、自分の才能を開花させる決め手のひとつになる。
どんな「生き方」をしたいかで、努力の方向性は決まる。
だから師匠の生き方を見習うということは、努力の方向性が決まるということでもあるだろう。
僕にも師匠がいるのだが、初めてお会いした時、その「生き方」に憧れたことを、今でもはっきりと覚えている。
だから、師匠と同じ経営者の道を歩むと決めた。
見習うべき人がいると、やるべきことが明確になるのだ。
そして迷いがなくなる。
「師匠ならどうするだろう?」と、判断基準を持つことが出来るからだ。
僕の師匠はどこまでも成長し続ける方だ。
ようやく追いついたと思ったら、さらに先へと進まれている。
悔しいが、同時にありがたいとも思う。
追いつけない背中があるから、僕はどこまでも目指せるのだ。
(前略)尊敬する師がいれば、「いつかその師を超えよう」という強い気持ちも持てるだろう。その気持ちがあるからこそ、折れることなく不断の努力を続けられるのだ。
友とライバルをもて
歴史に名を残した先人たちには必ずといっていいほど、よき友、よきライバルがいた。
僕の経営者人生に、師匠と同じくらい兄弟弟子の存在は欠かせない。
今の自分があるのも、彼らと切磋琢磨してきた日々の賜物だ。
著者のいう通り、ライバルの存在は「激励」と「発奮」を与えてくれる。
特に、身近な存在と思っていたライバルが成果を出し、みるみる現実を変えていく姿は「あいつが出来るなら、僕も出来る!」と、何度も僕を勇気づけてくれた。
損得で選ぶな
損得勘定ばかりで生きていても、いつまで経っても自分自身を成長させることなどできないし、誰からも信頼されない。
損得で選ぶなというメッセージは、本書でたびたび出てくる。
師匠にしてもライバルにしても、自分に得のある時だけいい顔をして、得がなくなった途端に離れていく、そんなことをしていたら当然信頼などされないだろう。
そんなことばかりしていると、気づけば損得でしか動かない人ばかり周りにいる、なんてことにもなりかねない。
似た者同士は集まるものだ。
長期でみれば人から信頼されないことの方がよっぽど損だ。
信頼関係無くして仕事は出来ないのだから。
「裏切らない勇気」を持とう。
本日の格言
よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ
後藤新平 〜『あなたの人生が上手くいく7つの成功法則』P155より〜