こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回は『あなたの人生が上手くいく7つの成功法則』という本から得た学びをまとめていこう。
偉業を成し遂げた人の7つの共通点
「自分の中に眠る才能を発揮させたい」「充実した毎日を送りたい」でも「自分にはなにが向いているのかわからない」と悩む人は多いのではないだろうか?
著者は「自分の才能を発揮して生きる方法」を、過去の「成功した人たちの例」を紐解くことで、明らかにしている。
偉業を成し遂げる人には七つの共通点があったのだ。
まずはじめに、それを紹介しておこう。
一、お手本となる「師匠」がいる
二、お互いを高め合える「ライバル(敵)」や「友」がいる
三、「強い志」を持ち続けている
四、「怒涛の仕事量」をこなしている
五、「自分を鍛える」ことを忘れない
六、「構想する力」を持っている
七、「日本のよさ」を知っている
本書では、この七つのポイントをもとに、偉人の生きざまを振り返りながら、才能の芽をみつけ、開花させる方法やヒントがまとめられている。
才能は磨くことで輝く
どんな人も必ず「才能の芽」を持っている。
しかし、才能は磨かなければ、いつまで経っても芽吹くことはない。
こんなことをいうと、「わかってる」「努力している」という人もいるだろう。
ここでポイントとなるのが「努力量」だ。
著者は努力量について、「怒涛の仕事量をこなせ」と強調している。
自分の才能を開花させた人は、必ずといっていいほど「怒涛の仕事量」をこなしているのだ。
もし、すでに努力していても才能を発揮できていない思うなら、まずはケタ外れの仕事量をこなしてみるといいだろう。
才能を発揮できない人を凡人とするならば、才能を発揮させ非凡になるには、非常な努力が必要なのだ。
努力の方向性を見定めよ
発展途上にあるときは、仕事を選んではいけない。
著者はそう主張しているが、それと同時に次のようにも述べている。
才能と努力の方向性が噛み合ってないと光り輝くことはできない。
目の前の仕事に真摯に取り組むと同時に、自分を知る努力をすることも重要ということだ。
やるべきことは簡単、「やりたいことを書き出してみる」ことだ。
僕も良く「夢を100個書くこと」を勧めている。
はじめは思うように書けない人もいるだろう。
でもそれでいい。案外ひとは自分がやりたいことですら、わかっていないものなのだ。
日々、自問自答を繰り返すことで、やりたいことを明確にしよう。
自分の向かう先が明確になると、そこに向かうための手段が明確になる。
すると工夫が生まれ、怒涛の仕事量もより効果的なものになるのだ。
それではまた。
本日の格言
人間は文字を発明してから、たくさん知識を得て、ものを考えなくなった。文字を知ったことでえらくなったような気になっているが、そんなことはない。むしろ知識を得ることのみに走るようになり、一番大切な「自ら問う」ということをしなくなった。
小林秀雄 〜『あなたの人生が上手くいく7つの成功法則』P190より〜
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