大阪で働く実業家中野祐治(ゆう)のブログ☆

中野祐治です。大阪・東京で経営コンサルをしています。日々の学びをアウトプットしていけたらと思います。

【読書備忘録】人生のコンパスを持とう 〜「人生の勝算」を読んで〜

こんばんは、中野祐治(ゆう)です。

 

今回も引き続き『人生の勝算』という本から得た学びをまとめていこう。

 

人生のコンパスを持とう

f:id:nakanonakanox:20191206220358j:image

頑張る」こと。

 

それが成功の秘訣だと著者は述べている。

 

ただし、「人の3倍の密度で生きる」と公言する著者にとって、頑張るの基準が「人の3倍」であることは明らかだ。

 

言うのは簡単だが、それを毎日実践するとなると生半可なことではない。

 

どうすれば、それほどまでに頑張ることが出来るのか?


著者は次のように述べている。


人生を懸けても良いと思える、モチベーションが設計できているから。これに尽きます。


そう、エネルギーの源泉はモチベーションであり、それは自分で設計出来ると言うのだ。


「モチベーションが上がらない」という人には朗報だ!


やり方は簡単、自己分析をし、人生のコンパスを明確にすることだ。


自分について考えたノートを何冊作っているか

 

そう問いかける著者は、自己分析ノートを30冊以上書いている。

 

自分はどんな性格か。今までどんな人生を送ってきたのか。人生で何を成し遂げたいのか。


いろんな角度から書き出してみよう。


他の人の価値観を聞いてみるのもいいそうだ。


頑張っている人に「なぜ頑張っているのか?」聞いてみよう。


その理由に共感出来る人もいれば、そうでない人もいるだろう。


それがまさに自分の価値観なのだ。


著者は、そうやって徹底的に自分と向き合い、「人生を懸けてもいい」と言えるほど、進むべき方向を明確にしている。


だから高いモチベーションを持ち続けることが出来るのだ。


「選択」し「集中」しよう

f:id:nakanonakanox:20191206220409j:image

選ぶ、ということは、同時に、何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるのは、選択と集中です。


やりたいことは明確でも、そのために「何をやめるか」が明確な人はあまりいないかもしれない。


ぼくはビジネスを立ち上げるとき、師匠から「成功は偏りだ」と教えていただいた。


成果をつくりたければ、それ以外を一旦置くのだ。


何も一生そうしろという話ではない。


著者のいう通り、その時々でコンパスを見直して、軌道修正すればいい。


ぼくは理想の人生を書き出したとき、ビジネスで成果をつくることが必須だとわかった。


だから家族も趣味も一旦置いて、仕事に没頭してきた。


当時目標としていた以上の成果になった今は、家族との時間も大切にしているが、仕事と家族のどちらも選べるようになったのは、ビジネスに偏ってやってきた賜物だ。


両手いっぱいにモノを握りしめていては、新しいモノは手にとれない。


「どんな人生にしたいか?」が明確になったら、そのために「なにをやめるか」も決めよう。


本日の格言

お前が今日やろうとしていることは、今日が最後の日だとしても、やるべきことなのか?

スティーブ・ジョブズ 〜『人生の勝算』P159より〜

 

 

人生の勝算 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

人生の勝算 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)