こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
先日「人生の勝算」という本を読了した。
非常に良い本だったので、何回かに分けてレビューしていこう。
『人生の勝算』はジャンプのようなビジネス書?
正直言うと、この本はとてもレビューしにくい。
というのも、この本が非常に完成度が高いからだ。
簡潔にまとめようとすればするほど、その完成度の高さを思い知る。
著者の人生という物語をベースに、ドラマチックでありながら理路整然と、膨大な経験や知識が語られていて、ビジネス書でありながら、ジャンプ漫画のように読んでいてワクワクしてくるのだ。
あらゆる苦難を、知恵と努力で乗り越え、仲間と共にビジョンへと向かう。
そんな著者の人生に、憧れる人は少なくないだろう。
このブログでは要点だけを簡潔にまとめていくが、非常に残念なのは、著者がこの本に込めた熱量を伝えきれないことだ。
気になる方は、ぜひ本を手にとって読んでみて欲しい。
語られるのは筆者の物語
前述の通り、この本は著者の半生をベースに書かれているのだが、大きく3つの時代に分けられる。
・幼少時代
・会社員時代
・起業時代
の3つだ。
このブログも3回に分けて、レビューしていこうと考えている。
でもその前に、今回は著者のコミットについてお話しよう。
夢を叶えたかったら負荷をかけろ
そう、著者は本の中で人生のコミットをしているのだ。
夢や理想を語る人はいくらでもいるだろうが、それを本にして世に発信する決意たるや。
想像もつかない。
『努力が正当に報われる世の中を創る』
そんな理想の未来を描いて実現しようとしている、その生き様はちょっと嫉妬してしまうくらいかっこいい。
僕も講演会などでよく、『負荷なくして成功はない』という話をする。
このコミットはその最たる例だろう。
やらざるを得ない状況を自分でつくることで、自分で自分の背中を押すのだ。
しかし、知識や経験をまとめるだけでなく、実践してみせるビジネス書が他にあるだろうか?
ジャンプの主人公のように、著者の人生に惹かれてしまうのは、このコミット力かもしれない。
格言
情熱と努力次第で、人はどんな高みにだって上っていける。自分の人生を通じて、これを証明してみせます。
前田裕二