起業家中野祐治(ゆう)のブログ☆

中野祐治です。大阪・東京で経営コンサルをしています。日々の学びをアウトプットしていけたらと思います。

【読書備忘録】自分が主人公になれる時代。頑張った人が報われる未来へ。〜「人生の勝算」を読んで〜

こんばんは、中野祐治(ゆう)です。

 

前回に引き続き、「人生の勝算」について、レビューしていこう。

nakanonakanox.hatenablog.com

 

第2回目となる今回は、著書の幼少時代の話から得た学びを、中心にまとめる。

 

この章の内容を一言で言うなら、「集客」だろう。

 

そしてこの学びは、誰しもが「自分が主人公の生き方」が出来る時代が来ていることを、教えてくれる。 

 

鍵となるのは「コミュニティ形成」

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著者は本書で、「コミュニティ形成」は、これから、どんなビジネスにおいても、外せない鍵になると、主張している。

 

その理由は2つある。

 

1つ目は、コミュニティには、現代人が価値を感じる要素が詰まっているから。

 

2つ目は、絆やコミュニティ作りの成功において、先天的な要因はほとんど関係ないからだ。

 

ではまず、現代人は何に価値を感じているのか?についてお話ししよう。

 

物語の主人公になりたくないか?f:id:nakanonakanox:20190813162022j:plain

本書には、スナックとAKBグループを例えに、現代人が求めているものと、それを満たすコミュニティ形成の仕方が、非常にわかりやすくまとめられている。 

 

著者の幼少時代の話からも、コミュニティ形成の魅力と重要性を感じられると思うので、これは実際に本を手に取って、読んでほしい。

 

このブログでは、もう少し身近な「学校」を例えにお話しよう。

例えば、『学生時代の楽しかった思い出は?』と聞かれると、部活や学園祭の思い出が真っ先に出てくるのではないだろうか?

 

授業の思い出が出てくる方はそう多くないだろう。

 

つまり人は、受動的な出来事より、能動的な、自分が参加したり、体験したり、作り手になったものに価値を感じるのだ。

 

漫画やドラマで例えるなら、ただ視聴するより、自分が登場人物の一人になることを、潜在的に望んでいる人は少なくはないだろう。

 

スナックのママや、AKBグループのアイドルは、「自分」という物語を、常連客やファンと共有することで、コミュニティ形成しているのだ。

 

つまり、コミュニティ形成は、自分が物語の主人公になれるのだ。

 

創り出したい未来、それは「頑張った人が報われる未来」

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そして、著者はこう主張する。

 

コミュニティの成功に影響を与える最大変数は、後天的な努力の絶対量です。

 

そう、「コミュニティ形成」とは、普通の人が後天的努力で身に付けることの出来る能力なのだ。

 

そして著者は、誰でもこの能力を基盤に、豊かになれる仕組みをつくることで、「頑張った人が報われる未来」を実現しようとしているのだ。

 

これは僕が目指している未来でもあり、多くの人が望んでいる未来ではないだろうか。

 

誰もが主人公になれる時代はもう目前だ。

 

それではまた。

 

本日の格言

いわば、ビジネスを通じてであれば、影響範囲とその深さという観点で、ビートルズにさえ勝てるかもしれない。自身の野望を、音楽家ではなく、偉大な実業家になることに定めたのは、そんな背景がありました。

 〜前田裕二〜

 

 

人生の勝算 (幻冬舎文庫)

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