こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『働き方の損益分岐点』という本から得た学びについて、まとめていきますね♪
前回、会社員の利益も企業同様、「売上-費用」で計算できること。
そして、会社員が利益を増やすために費用(肉体的・時間的労力や精神的苦痛)を減らす方法についてお話しました♪
今回は、売上(年収・昇進から得られる満足感)を上げる方法についてお話したいと思います♪
毎日毎日ジャンプする働き方をしてませんか?
たしかに、毎日毎日ジャンプすれば、高いところに手が届きます。ただしそれは、その日だけです。翌日もまたゼロからジャンプしなければいけません。(P.171)
多くの人は、今の2倍の給料をもらうには、今の2倍働く必要があると考えるのではないでしょうか?
わかりやすい例で言うと、残業代がまさにそうですね。
しかし、それでは給料(売上)が増えたとしても、同じだけ労力(費用)も増えてしまい、結果得られる満足度(利益)は変わりません。
そればかりか、同じだけの給料を得るには同じだけの労力を毎日繰り返さなくてはならないのです。
木暮さんはこの状態を、目標に向けて毎日全力ジャンプしているようなものだといいます。
そんな生活を毎日繰り返すのはしんどいですよね。
ではどうしたらいいのでしょう?
努力の方向性を変えよう♪
何度もくり返しますが、給料がいくらになるか、その基準金額を決めているのは「労働力の価値」です。ということは、労働力の価値が変わらなければ、給料の基準金額も変わらないのです。(P.172)
以前お話した通り、給料の金額は労働力の価値をベースに決まっています。
ここで、価値とは「それを作るのにどれくらい手間がかかったかで測られる」でしたね♪
例えば、新入社員くらべて10年目社員とでは知識や経験、スキルに10年分の差があると考えられます。
このため、労働力の価値は高くなり、給料も高くなります。
年功序列で給料があがるのはこのためです♪
このことから木暮さんは「労働力の価値を上げる努力をするべきだ」と言います。
例えば、社長やメンターのカバン持ちをして、重要顧客との打合せに参加する。
休日を利用して他業種の人と交流を持ったり、セミナーに参加してみるのも良いかもしれません。
ここで気になるのは「どんな知識やスキルを身につけるべきか?」ということですね。
その指標は「賞味期限が長い」ことです。
例えば、SEは努力してプログラミング言語をマスターしても、10年後には新しい言語にとってかわられている、なんてことがあります。
つまり、今の努力が未来に残りにくいということです。
では、どういう能力が賞味期限が長いのでしょう?
例えば、次の2つがあげられます。
・営業力
物やサービスを売る能力はいつの時代も必要とされていますね♪
・コミュニケーション能力
youtuberやオンラインサロンのようにファンビジネスが注目される現在、コミュニケーション能力の価値は、より一層高くなっているように感じます♪
ただし、すべての努力が実るとは限りません。
スティーブ・ジョブスも「connecting the dots」という言葉を残しています。
残してきた点と点が全て未来へ繋がるとは限らない。
それでも信じて、理想を描いて今日に投資する。
その積み重ねの結果が、成果に繋がるのです♪
それではまた☆
~本日の格言~
人は、1年でできる事を過大評価し、10年でできる事を過小評価しすぎる