こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
今回は『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』という本を読み終えたので紹介しますね♪
転職・採用のプロが語る「人が才能を活かす方法論」☆
著者の北野唯我さんは、神戸大学を卒業後に博報堂へ入社され、ボストンコンサルティンググループを経て、現在は33歳で株式会社ワンキャリアの取締役を務める凄腕の実業家です♪
僕と母校が同じなので、どこか親近感を感じています♪
採用や転職のプロでもある北野さんは、本書と合わせて、デビュー作である『このままの会社でいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』がともに10万部を超えるベストセラー作家でもあります♪
本書は人気ブログ『凡人が、天才を殺すことがある理由。』の内容を物語風にアレンジし、書籍化したそうです♪
天才肌の女性創業社長に惚れ込み、起業に携わった主人公♪
起業から10年が経ち、会社の行く末や人間関係に悩む主人公の前に、人の言葉をしゃべる謎の犬が現れるところから物語は始まります♪
池井戸潤さんの社会派小説を読んでいる感覚でとてもおもしろく、読み応えがありますし、ビジネス書としても学びの多い一冊です☆
それでは、本書から得た学びについてお話していきますね♪
人の才能は3つに分類できる~天才・秀才・凡人~☆
働いていて、「悔しい」と思ったことはありますか。(P.10)
このように、北野さんはまえがきの冒頭で読者に語りかけます。
僕も仕事で、これまで悔しい想いをいっぱいしてきました。
「なんでこの結果になったんだろう?」
「どうしてうまくいかないんだろう?」
そのたび、周りのせいにすることもありました。
ただ、この悔しい気持ちは、実は他人では無く、自分の才能を自分自身が活かしきれていないことへの焦りや悲しみだと、北野さんは言っています♪
逆の言い方をすれば、自分の才能に気付くことが、成功のカギになる♪
自分にベクトルを向けることが大切と、捉えることができますね♪
では、自分の才能とは何か?
北野さんは人の才能を3つに分類して説明しています♪
1つ目は天才。
「創造性」を持って、人が思いつかないプロセスで物事を進めていく才能。
2つ目は秀才。
「再現性」のある数字やシステムを基準に、堅実に物事を進めていく才能。
3つ目は凡人。
「共感性」で感情や空気を読み、相手の反応を予測しながら動ける才能。
これら3つの才能は、特定の誰かが持っているものではなく、誰もが持っているものであり、チームや自分の中で、時には助け合い、時には殺し合って仕事をしているそうです♪
才能をどのようにして活かしていけばいいのかについては、次回以降まとめていきますね♪
それではまた☆
~本日の格言~
人間が抱えるほとんどの悩みは一緒や。
ケン(犬)・・・北野唯我『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』P.32より