おはようございます。
中野祐治です。
前回の続きです♪
機嫌のデザイン
秋田道夫 著
●服装は出会った相手へのプレゼント
高校生ぐらいから基本的には「アメカジ」だという著者。
ファッションにこだわる理由はどのようなものがあるのでしょうか。
“自分で自分のことは確認できない。 どうやって自分を確認するかといえば、「他の人と会った時」 に自分が何なのかわかると思っています。
「服装は出会った人へのプレゼント」といってますが、 それはおしゃれな人と会うと「自分もおしゃれな人に感じる」し、 「おしゃれな人と話している自分が誇らしく思える」 作用があるからではないかと思っています。
服というとは自分がどういう人であるかの視覚的メッセージがある ので、派手である必要はなく、シンプルでもいいと思います。
つまり、服は公共的なコミュニケーションになる得ると思います。”
自分の服装にそこまで考えて選んでいるんですね。
著者の美学を感じます。
●成功することと才能があることはつながらない
著者は自分の目標にどう向き合ってきたのでしょうか。
“わたしは「成功できない人」だと思っていました。”
と言います。
“会社で出世する人は総合力に優れている人であって、 欠けたところがある自分では無理だと思ったとのことです。
なので会社員時代は昇進のため無駄に頑張ることはしなかった。
一方でデザイナーとして有名にはなりたかった。
それは、 卓越した能力を磨けば有名になることはできると思ったから。 能力を生かした仕事や作品が世の中に知れ渡っていくからです。
「仕事が欲しいと言っては、仕事が来ない」と思っています。
仕事は忙しい人を好んで集まってくるもの。 たとえすぐに仕事が欲しかったとしても、「仕事をください」 と表明しないほうがいいです。
仕事を呼ぶのはやはり仕事。 作品が実績として勝手に語ってくれて、 新たな縁を呼び込んでくれるものだと思います。”
才能のある、なしではなく、努力して磨いた能力で道が開けるということでしょうか。
勇気づけられますね。
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続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)