こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『働き方の損益分岐点』という本から得た学びについて、お話しますね♪
商品の値段は「価値」によって基準が決まる☆
世の中の商品の値段は、まずその商品が持っている「価値」が基準になっています。(P.66)
まずは簡単に前回のおさらいをしますね♪
商品の値段はどのように決まるのか?
それを知るには、まず「価値」と「使用価値」について知る必要があるんでしたね。
それぞれ次のように意味が異なります。
価値:それを作るのにどれくらい手間がかかったかで測られる
使用価値:それを使って意味があるかどうか(有益かどうか、役に立つかどうか)で測られる
そして、商品の値段は「使用価値」ではなく「価値」によって決まります。
それはなぜか。
例えば、家と電球をイメージしてみてください。
どちらも生活する上で欠かせない、使用価値は高い商品ですね。
しかし、この2つが同じ値段になることはありません。
なぜなら「価値」が違うからです。
家を一軒立てるのに必要な建材・手間・時間と、電球を1個作るのに必要な材料・手間・時間は明らかに違いますね♪
その差が商品の値段の差になっているのです!
つまり商品の値段は「価値」を基準に決まるということですね☆
給料はどのようにして決まっているのか?
わたしたちは、知らず知らずのうちにこのルールで生きている(P.102)
会社員にとって、自分のお給料がいくらなのかは非常に気になるところだと思います。
しかし、それがどのように決まっているかを知っている人は多くないかもしれませんね。
結論からの述べると、日本では多くの場合「明日も同じように働くために必要な経費」によって給料が決まっています。
なぜか?
経済学的に見れば、労働力も商品と言えます。
つまり人を雇うということは、実業家が社員から労働力を買うといえるんですね♪
ではこの労働力の値段はどのように決まっているのかと言うと、商品同様「価値=それを作るのにどれだけ手間がかかったか」によって決まるのです♪
要は、明日1日働くために必要な費用のことです。
例えば、明日も仕事をするにはご飯を食べる必要がありますね。
家で寝て休む必要もあります。
もちろん衣類も必要ですし、リフレッシュに飲みに行くことや、友人と連絡を取り合うための通信費用も含まれます♪
これらの費用を合計したものが、あなたのお給料となるのです☆
さて、だいぶ資本主義経済の仕組みが理解出来てきたかと思います♪
次回はいよいよ、木暮さんの考える資本主義経済の中で豊かに生きる方法を、まとめていきますね♪
それではまた☆
~本日の格言~
いまの働き方に疑問を持っているだけでは、転職や独立、ワークライフバランスを考えてもあまり意味はありません。
しんどい働き方は、もっと根本的なところから考え、変えていかないといけないのです。
木暮太一 『働き方の損益分岐点』P.18より