こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き「地道力」という本から得た学びについて、お話しますね♪
念願の独立と前進できない苦難の時代☆
25才で独立する。
それを目標に休まず働き続けた國分さんは、31才で念願の独立を果たします。
そこからは、同年に2店舗目、その翌年に3店舗目、5年目には4店舗目をオープンと、破竹の勢いで店舗展開していきます♪
ところが、一見すると順風満帆なようで、この時期は完全に足踏み状態だったと國分さんはいいます。
今回は、その苦難をどうやって乗り越えたのかについて、まとめていきますね♪
定着しないスタッフとどう向き合うか☆
國分さんの苦悩の一つ。
それは、若いスタッフが定着しないということでした。
人の出入りが激しい美容業界。
アットホームな環境づくりや、スタッフとの時間の共有。
ときにはお金のない新人を、自宅に住まわせて面倒をみたりもしていたそうです。
それでもやめていってしまう。
いったいどうしたらいいのか?
今回は、本書から得た2つの学びをご紹介しますね♪
1.「割り切る」という意識改革☆
なんとか辞めないように。
そう考え苦悩してきた國分さんは、あるとき意識改革をします。
それは、「辞める人は辞める」と割り切ること。
すると、次のように考え方が変わったそうです♪
それまでの「なんとか辞めさせないように」から、「ここにいる間に、どこに行っても通用する力をつけさせてあげよう」に、変わったのです。(P.153)
出会いと別れはワンセットです。
遅かれ早かれ、別れの日はきます。
でも人間関係で繋がっていれば、また一緒に仕事ができることだってある。
だから、一緒にいる間はその人の人生がプラスになるような接し方をしよう♪
そう考えるようになったのだそうです☆
とてもかっこいい考え方ですよね♪
2.人間関係は自分から動いて経験から学べ☆
100人いれば、100人の距離感があるのです。その微妙な違いを相手の表情や声色で察知する皮膚感覚は、経験を積んで養うしかないのです。(P.106)
國分さんは、目指すべき人物像は「信長」と「秀吉」と「家康」を足して三で割った人間だと言います♪
厳し過ぎれば人は離れるし、友達感覚になれば指揮系統が機能しなくなる。
つかず離れずのバランスが大切なんですね♪
そして、この距離感は人によって違います☆
だから、「これだけやれば上手くいく」なんてテクニックはありません。
自分から先に動いて皮膚感覚で覚えること。
その経験を数多く積むことが大切なんです♪
それではまた☆
~本日の格言~
年収は協力者の数に比例する
國分利治 『地道力』P.165より