こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』という本から得た学びについて、お話しますね♪
サイレントキラーが天才を殺す☆
秀才は天才に対して『憧れと嫉妬』の両方を持っている(P.148)
仲間の協力のおかげで、新しい企画が採用されそうになり、喜ぶ主人公たち☆
しかし、その喜びも束の間、企画が何者かに邪魔される結果に・・・。
これに対して、ケンは、『サイレントキラー』の存在を予想します♪
サイレントキラーとは、制度やシステムを使って、密かに、ゆるやかに、組織や人の「共感性」や「創造性」を削っていく秀才のことです☆
秀才が天才に対して持つ『憧れと嫉妬』のバランスが原因でサイレントキラーは産まれてしまうそうです☆
憧れ>嫉妬であれば、天才を論理的にサポートする協力な右腕となります。
逆に、憧れ<嫉妬になると、天才の邪魔をするサイレントキラーになってしまうのです☆
サイレントキラーの意見は再現性と論理性があるので、天才の意見に比べて正しいように感じてしまいがち☆
こうして、天才が持つ創造性がどんどん削られていき、さらに、創造性の魅力に対する共感性も失われていきます☆
魅力を失った人や組織は衰退していく結果に・・・
では、サイレントキラーを見分けるにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、『サイエンスの使い方』を見ると良いそうです♪
サイエンスの良さを理解し、正しく使う☆
失敗を許すためにサイエンスを使うのか、失敗しないためにサイエンスを使うのか(P.153)
本書において、『サイエンス』とは、物事を解析したり説明するための、手法やツールを言います(経営工学やマネジメント理論)♪
サイエンスを使うと、会社の売上や目標、組織の能力が数字でわかるため、とても便利で管理しやすくなります☆
そして、サイエンスの良さは、『ミスできること』、つまり失敗してもチェックできることにあります♪
実は、サイレントキラーは、『サイエンスを使うことが自体が目的』になってしまい、ミスできない状態を創り出してしまうそうです☆
サイエンスはあくまでも『手段』♪
もちろん失敗しないことも大事ですが、失敗した時に、「なぜ失敗したのか?」、「次に成功するためにはどうすれば良いのか?」と、チェックするために使うのが正しい使い方なのです♪
失敗をおそれず、改善して何度でもチャレンジすることが大事☆
チャレンジする前からできない理由や提案をする人は、もしかしたら天才を殺してしまうサイレントキラーなのかもしれません☆
僕自身も、失敗を許すためにサイエンスを使っていきたいと思います♪
それではまた☆
~本日の格言~
ある世界的に有名な科学者は言った。
『科学の良さは失敗できることである』と
ケン(犬)・・・北野唯我 『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』P.157より