こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『望みをかなえる脳』という本から得た学びについて、お話しますね♪
心のよさが高い成果を生む☆
(前略)否定脳を追放し、肯定脳を集団内に広めたおかげで最強の医療チームがつくれ、高い成果をあげることができたのです。(P.63)
前回お話した通り「好き」「興味がある」など、肯定的に捉えられた情報は「考える」機能をするダイナミックセンターコアへと伝えられます。
また、それとは逆に「疲れた」「たいへんだ」「むずかしい」「無理だ」などの否定的な捉え方をされた情報は、数日のうちに忘れてしまいます。
つまり、極端にいうと否定的な言葉は思考を止めてしまうんですね☆
脳を活性化させるには、物事をポジティブに捉える心が大切なのです♪
脳と心の働きは密接につながっているから、優秀な人材は性格もいいし、人間性にすぐれた人材は能力も高い。つまり、心のよさは頭のよさのベースとなる必須条件なのだから、人が能力を十分に発揮するためには、まず、その心がしっかりしていなくてはいけない。(P.38)
報酬を自分で決めよう☆
こちらも前回お話した通り、脳は報酬を与えることで活性化されます。
例えば、「このプロジェクトを成功させたら特別ボーナスがもらえる!」となったら、「よし、がんばろう」と、意欲がわいてくる。
そういった経験は、誰でもしたことがありますよね♪
だたし、1つポイントがあります。
記憶や学習や思考の能力をより高めるための報酬は自発的なものでないとダメだという点です。(P.65)
つまり、自分で「このために頑張る!」と決めたものでなければ意味がないということですね☆
人から「やれ」と命令されたり、「ご褒美をあげるよ!」などと促されてしぶしぶ仕事をするのでは、脳は活性化しないそうです。
例に挙げたボーナスも、それが自分にとっての報酬と感じない人にとっては、脳の活性化には繋がりません。
脳を活性化させるには、頑張る理由を自分で決めることが大切なのです♪
いろんな方の本にも、「大きな夢を描こう」「目標を持とう」といったことが書かれていました☆
脳科学の観点から言っても、自分の目標を持つことが重要だということがよくわかりますね♪
~本日の格言~
(前略)人はパンやお金だけで動くにあらず。脳科学的には倫理や道徳、名誉や自己犠牲といった抽象的で高度な欲求も自分へのほうびとして認知し、それを意欲や行動への強いモチベーションとしうる存在なのです。
林成之 〜『望みをかなえる脳』P.67より〜