起業家中野祐治(ゆう)のブログ☆

中野祐治です。大阪・東京で経営コンサルをしています。日々の学びをアウトプットしていけたらと思います。

好きな人とより深く、苦手な人とは程よい距離を保つカギとは?【1】

おはようございます。

中野祐治です。
 
今回読んだ本の紹介です♪
 
感情のメッセージに気づくと、人間関係はうまく行く
 
神谷 海帆 著

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●人間関係の悩みを解決する、相手との「心の距離」
 
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
これはアドラー心理学で有名な、アルフレッド・アドラーが言った言葉です。
 
仕事での離職理由の一番は人間関係であるとも言われるように、人間関係に悩んでいる人は多いです。
 
著者は「感情コンサルタント」としてクライアントの悩みを解決してきた経験の中で、人間関係を改善するのに必要なのは、「心の距離」だと言います。
 
そして、この「心の距離」を2つの視点で捉えることをすすめています。
 
視点①
相手との関係における「心の距離」

現状での「心の距離」=現実
 
視点②
自分の希望としての「心の距離」

自分が望んでいる「心の距離」=理想
 
この二つの視点の違いが大きいほど、悩みを生み出しやすくしてしまうのです。
 
 
 
●自分の感情を大切にし、心地よい心の距離感を保つ
 
ハーバード大学が80年以上調査してきた「幸福度と要因」についての研究で、出した結論があります。
 
「私たちの幸福と健康を高めてくれるのは、いい人間関係である」
 
ということです。
 
年収や家柄、学歴、職業ではなく、人間関係だったのです。
 
「人は頭ではなく、感情で動く」と言われるように、感情はとてもパワフル。
 
自分がどんな気持ちでいて、相手とどんな関係を築きたいのか。
 
それには
・自分の感情を大切にすること。
・自分が心地よいと思う心の距離を保つこと。
 
それが「幸せな人間関係」を築き、「幸福の全体性」を実現していくのです。
 
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【2】に続きます♪
 
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)