こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『熱狂宣言』という本から得た学びについて、お話しますね♪
未曽有の危機を乗り越える決断力とスピード☆
事業というものの脆さを教えられ、逆風を乗り越えるための胆力と、今に見ていろという気勢を自らに与えたのが、この時期でした(P.188)
2010年10月に飲食業界で100店舗100業態を達成した松村さん♪
次の目標である1000店舗と売上1000億円を掲げ、さらなる発展を遂げるかと思われた矢先。
ある出来事によって、会社が存続の危機に経たされます☆
それは、2011年3月に起こった東日本大震災。
たちまち上昇気流に乗っていた会社の売上は一気に落ち、2013年には109から75にまで店舗数を減らしてしまいます☆
しかし、株式会社バグースのM&A、ハワイの日本食レストラン買収、不採算店舗の撤退などを次々と決断し、収益を次第に向上させていきます☆
さらに松村さんは、50年、100年と続く未来を見据えたビジネスプランを練り直します♪
これまでこだわっていた1店舗1業態から、会社のあるべき姿を思った結果、会社の二枚看板である「わらやき屋」と「九州熱中屋」に業態を集約して新規出店するという方向に、大きく決断したのです☆
この新しいコンセプトを打ち出した2013年以降、会社は東証二部上場、そして一部上場と、再び躍進を遂げていきます♪
変化を恐れず、スピード感を持って決断する力は、経営者としてとても重要ですね♪
初めてであってもプロとしてやり切る☆
高知のみんなが飛び上がって驚くようなスーパーなチームを結成して披露してみせますから(P.198)
震災から始まった危機を乗り切った松村さんは、自分を育ててくれた故郷・高知県へ恩返しがしたいと感じていました☆
しかし、高知県に自分が飲食店を出してしまうと、地元の飲食店と競合してつぶしてしまうかもしれない☆
そこで松村さんは、土佐の誇りであるよさこい祭りへの参戦を決意します♪
自分たちが祭りに参加することで、祭りを初めとした高知の魅力を広く知ってもらえると考えたのです♪
今回がよさこいチームとして初出場となる松村さんは、最初は地元の仲間から準備の大変さや社長という立場の重さから、反対されていたと言います♪
しかし、松村さんの覚悟は堅く、それどころか周りの観客や他のチームを会場で一番感動させることしか考えていませんでした♪
野球でたとえるなら甲子園初出場校の高校球児かもしれません。しかし我々は、最初からメジャーリーガーで行きます。それも”ニューヨーク・ヤンキース”です。(P.205)
と、本番前のインタビューで答えるほど☆
そして、原宿系ポップカルチャーとコラボした『ハイブリッドYOSAKOI』を堂々と披露し、初出場では前例の無い審査員特別賞を受賞しました♪
まさに有言実行♪
初めてであっても、プロ意識をもって一流の基準で勝負する姿勢が成果をもたらすのだと感じられますね♪
それではまた☆
~本日の格言~
何をするにしても、体になんの障害も無い頃より、ハードルが上がっています。
そこをへっちゃらにやり通してみせることが、カッコいいかな、と思いまして
松村厚久・・・小松成美『熱狂宣言』P.194より