おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
情熱が伝わる言葉の力
窪田 等 著
●はじめに
著者は「情熱大陸」のナレーターとして、長年視聴者にわかりやすく伝わるように「伝え方」にとことんこだわって仕事をしてきました。
「読む」「話す」ではなく、「伝える」ことこそが自分の仕事と、使命感を持ってナレーションをする著者の「わかりやすい伝え方」を余すことなく網羅したのが本書です。
●やりたい仕事をやり続けるため自分の仕事を楽しむ
著者がナレーターを志した当時、ナレーターという仕事は世間ではまだ知られていませんでした。
未知の世界で「飯を食べていく」覚悟を伴うものだったといいます。
しかしせっかくテレビの制作会社に入社したのにすぐに辞めてしまう後輩もいて、もったいないと感じます。
著者が伝えたいのは、嫌なことでも我慢してやれという話ではなく、
「自分がやっていることを楽しめ」ということです。
●対象が曖昧なときは主語を入れる
日本語は、主語を省くことが多い言語です。
主語が入った文章が連続すると、幼稚な文章にも聞こえたり、冗長に聞こえたりしますよね。
主語は文章を理解するために重要な単語です。
誰が誰にといった関係性が曖昧な文章も、主語を入れることで対象がはっきりしてきます。
伝わりやすくするために、ぜひ、主語という文章の重要な要素に意識を向けてみてください。
●気になる言葉は立ち止まってみよう
言葉というものは文化であり、時代とともに変わっていくものでもあります。
それでも、誰かの話を聞いているときに「ん?」と感じることがあるかと思います。
「明日あさ一にお伺いします」
より、
「明日、朝一番にお伺いします」
のほうが聞き心地が良くありませんか?
ちょっと気になる言葉を「これでいいのかな」と意識をもつだけでも、相手に違和感を与えることなく伝えることができるようになるのではないでしょうか。
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【2】に続きます♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)