【読書備忘録】『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』を読んで ~人生を楽しくする"想像力"~
こんばんは、グアムに無性に行きたい中野祐治(ゆう)です☆
今回は『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』という本を読み終えたので紹介しますね♪
リッツ・カールトン元日本支社長が語る"想像力"の力☆
毎日楽しそうに働いて、ずば抜けた結果を出している人がいる。
その人たちはいったい何を武器にしているのか?
その答えが本書のテーマである『想像力』です♪
著者である高野登さんは、1953年、長野県戸隠生まれ。
ホテルスクール卒業後、1974年に渡米。NYプラザホテル、SFフェアモントホテルなどでマネジメントを経験されたのち、1990年、サンフランシスコのリッツ・カールトンの開業に参画。
1994年に日本支社長として帰国後、日本におけるブランディング活動をしながら、シンガポール、ソウル、バリ島のリッツ・カールトンの開業をサポート。
1997年に大阪、2007年に東京の開業をサポートする等、数多くの実績をつくられた方になります♪
本書では、「クレーマーが大ファンになって帰るホテル」「『あなたから家を買いたい』と言わせる住宅メーカーの受付社員」など、信じられないような数々の実話に基づいて、想像力の持つ力を解説されています♪
あらゆる状況を想定し備えておこう♪
事前にマニュアルで対応の仕方を練習しておくと、意外とその場でうまく言葉が出てこなかったりするものです。だからこそ、普段から、お客様一人ひとりに接する際に自分のなかの想像力を働かせる習慣を身につけるのです。(P.36)
例えば、レストランで待ち合わせをしている女性がいるとしましょう。
もう、かれこれ30分近く待っている様子ですが、一向にお相手が現れる様子がありません。
もしあなたがこのレストランのウエイターならどう対応しますか?
高野さんであれば、このように声をかけるそうです。
「携帯の電源が切れていませんか?フロントにお連れさまからお電話がかかっています。」
これであれば席を立ちやすいですよね。
ホテルにこういったマニュアルがあるわけではありません。
高野さんは、「そんなものがあっては仕事が楽しくなくなる」とも言います。
常日頃あらゆる状況を想定し、備えておくことが大切というですね。
~本日の格言~
想像とは、発想で遊ぶことです。方程式で解けない問題には、「遊び」でしか対抗できないのです。
高野登『一流の想像力-プロフェッショナルは「気づき」で結果を出す-』P.4