【読書備忘録】『熱狂宣言』を読んで ~仕事があることの幸運と、人から愛される秘訣☆~
こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『熱狂宣言』という本から得た学びについて、お話しますね♪
仕事がもたらしてくれる人生の豊かさ☆
全身全霊で挑む仕事があったという幸運が、私にはありました(P.220)
数々の偉業を成し遂げている飲食業界のスター・松村厚久さん☆
その裏には、常に若年性パーキンソン病との闘いがありました。
病気が進行していくにつれて、「なぜ自分なのか」「なぜ今なのか」「なぜ・・・」と、向ける相手の無い悲しみや怒りに打ちのめされそうになったと言います☆
やがてこの現実の苦しみから脱する方法として、松村さんは仕事に没頭していきます♪
目の前の業務を全力でこなし、目指した目標に向かって社員と全力で突き進んでいく☆
すると、深刻になっている時間がもったいなくて、頭にあった悲しみや怒りが雲散していったそうです☆
目の前の目標に向かって集中することで、頭の中にあるネガティブな感情を振り払うことができるんですね♪
また、松村さんは、病気であろうと理由が何であれ、株主やお客様、社員の前で逃げるなんてありえないと言います☆
そして、病気を知った自分にしかできないミッションがあるはずだと、今なお可能性にチャレンジする姿勢を持ち続けています♪
僕も松村さんのように、言い訳をしない潔さや、全力で可能性にチャレンジし続ける不屈の精神をお手本にしていきたいと思います☆
義理人情を大事にする人は周りから愛される☆
人を幸せにしたい、ハッピーにしたいという気持ちが凄く強い。そういう想いを一度も忘れない。だから、人に掛けた温情や優しさが会社や自分に戻ってくる。(P.293)
謙虚さを忘れず、常に明るく、人のために動くことをいとわない松村さんは、社員やお客様だけでなく、同じ飲食業界の先輩や後輩、ライバルからも、とても愛されています♪
本書ではその代表として、5人の盟友へのインタビューが紹介されています☆
どの方の話もおもしろいのですが、特に印象的なのはTV番組「マネーの虎」で有名になった安田久さんのインタビュー☆
安田さんは、松村さんが社会人になって1日目に出会ったところからずっとお付き合いのある、飲食業界の先輩だそうです♪
すでにレストラン経営で成功していた安田さんは、飲食業界にやたら詳しい松村さんに一目置いていたのだとか☆
そんな成功者の代表だった安田さんも、リーマンショックや震災の影響もあり、ビジネスに失敗。
2011年6月に倒産し、莫大な借金を抱えてしまいます☆
途方に暮れている安田さんに救いの手を差し伸べたのが、松村さんでした♪
なんと100店舗100業態記念パーティーのプロデューサーとして、安田さんを起用したのです♪
能力への信頼、そして恩返しと思いやりの気持ちからくる抜擢でした☆
この仕事をきっかけに、安田さんは飲食業界の人気コンサルタントとして再起を果たします♪
松村さんの義理人情に厚く、人や立場で差別をしないという魅力こそが、ライバルや業界の垣根を超えて愛される理由なんですね♪
それではまた☆
~本日の格言~
燃え盛る魂を失うくらいなら死んだ方がましです。
燃えて燃えて、仕事に打ち込みますよ。
松村厚久・・・小松成美『熱狂宣言』P.320より