【読書備忘録】『熱狂宣言』を読んで ~逆境をバネに仲間と勝利をつかむ☆~
こんばんは、中野祐治(ゆう)です。
引き続き『熱狂宣言』という本から得た学びについて、お話しますね♪
逆境に負けない強い意思が勝利を生む☆
敗者であることを病気のせいには、死んでもしたくない。だから私は、圧倒的な勝者になるしかない(P.34)
若年性パーキンソン病にかかった松村さんは、病気の進行に関わらず、仕事やプライベートの活動を精力的にこなしていたそうです☆
この圧倒的なバイタリティの源は、病気に対する闘争心だと言います♪
闘争心が生まれたきっかけは、どん底まで落ち込んだこと。
次第に身体が思うように動かなくなり、痛みと闘う日々。
「なぜ、自分なんだ」と、運命を呪い、憂鬱で気分が沈んでいく。
そんなときに、信じられない程の闘争心が湧いてきたのだそうです☆
そして、松村さんはこの闘争心を奮い立たせて、前人未踏の業績を叩き出すことができたのだと、前向きに捉えています♪
どん底まで落ちたら、そこからのし上がっていくだけ☆
今、自分が抱えている悩みや問題を、成功するためのバネにする☆
経営者のメンタルとして、僕も見習っていきたいと思います♪
さらに松村さんは、病気のおかげで人とのご縁に恵まれたとも言っています♪
逆境が仲間との絆を生み出す☆
私の周りにはいつも誰かがいます。私ほど助けられている人はいませんよ(P.71)
「病気を患ってから、一度も孤独を感じたことは無い」と、松村さんは言います☆
それどころか、仲間とのつながりが、より強固になったとも☆
その代表的なエピソードとして、松村さんの秘書・堀亜紀子さんのインタビューがあります。
堀さんが入社した2008年、松村さんの病気に気付く人はほとんどいませんでした。
実際、堀さん自身も気付かず、また、松村さんも、本書の出版が決まる2014年夏まで、家族や元の妻、離婚後付き合った彼女以外には病気のことを打ち明けなかったと言います☆
しかし、2011年頃からは異変に誰もが気付くようになっていき、社員や株主から問い詰められることもあったと言います。
それでも堀さんは、松村さんに病気のことすら聞かず、秘書として献身し続けました☆
他社から破格の条件でヘッドハンティングがあったときも、会社に残り続け、松村さんを支え続ける覚悟をしたと言います♪
また、堀さんだけで無く、幹部社員のほとんどが、病気のことを松村さん本人には聞かずに、ただただ社長を支え続けたのです☆
ここまで仲間が松村さんを支え続ける理由とは?
それはひとえに松村さんの魅力だと、堀さんは言います♪
人のために一生懸命で、常に笑いを絶やさない、強い信念を持ち、みんなから愛され、人を信頼し、常に謙虚で学びの姿勢を忘れず、人を引き込むオーラがある♪
すべて松村さんの魅力なのだそうです♪
『繁栄は友をつくり、逆境は友を試す』という言葉がありますが、ピンチの時に応援してくれる仲間を作ること、そして、そんな仲間が集まってくるような魅力を持つことが大事なんですね♪
それではまた☆
~本日の格言~
ロケットは飛行機の延長線上にできたわけではない。
月に行きたいという強い思いがロケットを作ったのだ。
松村厚久・・・小松成美『熱狂宣言』P.40より